株式会社グローバルは消費者金融を装ったヤミ金融なので要注意!

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「グローバル(空白)消費者金融」でGoogle検索を行ったところ、ヤミ金融業者だという検索結果が複数ヒットしました。一方、グローバルを利用した人の口コミや評価は見当たりませんでした。貸金業者として登録できる条件や正規業者・悪質業者のチェック方法を確認した上で、グローバルという業者が本当にヤミ金融なのかを検証していきましょう。

あわせて、正規業者からお金を借りられない場合の対処方法も説明します。

貸金業者登録への3大ハードル~まずは純資産5000万円以上の準備から~

正規の貸金業者として営業するためには、都道府県知事又は財務局長の登録を受けなければなりませんが、登録には厳しい条件が課せられています。その中でも、簡単にはクリアできない3つの条件について解説します。まず、個人経営・法人経営を問わず5,000万円以上の純資産額が必要とされます。

単純に考えると資本金や利益剰余金の合計額ですが、一定の財政基盤を登録要件に定めることで、貸出現金の確保を目的とした違法取り立てを防ぐねらいがあると考えられます。次に、役員と従業者の実務経験です。常務役員(貸金業務に日常的に携わる取締役)のうち1名は3年以上の貸付業務経験を持っていることを前提に、貸金業務を行う営業所ごとに1年以上の貸付業務経験を持つ常勤従業員を最低1名在籍させる必要があります。

貸金業法をはじめとする関係法令の遵守を従業員全員に徹底するためです。さらに、営業所員50名ごとに1名以上の貸金業務取扱主任者の配置も求められます。毎年11月に実施される国家試験に合格することで貸金業務取扱主任者としての登録資格が発生しますが、平成29年度試験での合格率は32.5%、合格するためには50問中30~35問正解できる程度の勉強量が必要です。

新規登録に成功しても3年ごとに登録更新審査が行われるので、以上で示した条件に反していると判断された場合は貸金業者として営業を続けることができなくなります。

融資の申込み前に、正規業者かどうかをチェック~方法は2通り~

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消費者金融のテレビCMは、放映前にテレビ局や日本貸金業協会による広告審査が行われているので、実在する業者だという裏付けが取れていて安心です。一方、インターネット検索でヒットした消費者金融の場合には、実在する業者かどうか気になる一面もあります。

そこで、申し込もうとする消費者金融業者が正規の貸金業者として登録されているか、そして悪質業者でないかどうかをチェックする方法を2つご紹介します。

1つ目は、金融庁HP「登録貸金業者情報検索サービス」を使う方法です。貸金業者の名称をはじめ、登録番号や電話番号などから業者検索が可能です。実在する業者であれば、検索結果に名称・代表者名・本店所在地・電話番号などが掲載されます。

2つ目は、日本貸金業協会HPで「悪質業者の検索」を行う方法です。1つ目の方法で検索結果が掲載されない場合、悪質業者である疑いが出てきます。業者名・住所・電話番号・FAX番号のいずれかをキーワードで検索可能ですが、悪質業者としてヒットした場合は詐称した業者名や電話番号・貸金業者登録番号の他、その業者が開設していたホームページのキャプチャを画像でチェックすることも可能です。

登録貸金業者情報検索サービスで検索すると、似たような会社がヒットした

金融庁HP「登録貸金業者情報検索サービス」で検索したところ、社名にグローバルを含む業者は5社ヒットしたものの、「グローバル」だけではヒットしませんでした。念のため英語の「global」でも検索しましたが、ヒットしませんでした。

したがって「グローバル」「global」は正規業者ではないといえます。ところで、金融庁ホームページ「貸金業者登録一覧」では、全国の財務局に登録されている貸金業者がリスト化されています。また、「各都道府県知事登録の貸金業者に関するお問い合わせ先」も掲載されているので、登録貸金業者情報検索サービスでヒットしない場合には問い合わせ先に電話で確認することも可能です。

グローバルは本当にヤミ金融なのか?

日本貸金業協会HPで「悪質業者の検索」を実行したところ、詐称した業者名として株式会社グローバルが2件ヒットしました。被害内容や勧誘手口と共に、悪質業者(ヤミ金融)であることが明確にされています。まず、東京都渋谷区の「グローバル」では、融資の申込みをしたところ先に事務手数料を請求された模様です。

勧誘に使っていたホームページのキャプチャ画像によると、東京都世田谷区成城が本社所在地とされていますが、国税庁法人番号公表サイトで検索してみたところ該当の社名は現れませんでした。次に、東京都台東区の「グローバル」では、優遇対象者に1千万円を60回払で貸出という広告を見て連絡したところ、免許証と通帳残高のコピーを送るように言われたとの報告が寄せられています。

「都(5)2051」の登録番号を詐称しているとのこと、金融庁HP「登録貸金業者情報検索サービス」で調べたところ該当の登録番号はヒットしませんでした。

なお、社名に「グローバル」を含む悪質業者は、2018年12月1日現在で9社存在します。悪質業者としてヒットした業者とは、決して関わり合いを持たないよう注意しましょう。

正規業者から借りられない場合でも現金を調達できる方法2つ

他社からの借入れが多い人や債務整理後5年以内の人などは、正規業者からお金を借りることが難しいのが現状です。その場合でも、現金を調達する方法が2つあります。1つ目は、ブランド品や趣味の品物を質屋に預ける方法です。

3か月以内に元金と利息を支払えば預けた品物は手元に戻りますが、利息だけを支払うことで元金支払を1か月単位で延長することも可能です。ただし、3か月間利息を支払わなければ質屋に売却した扱い(質流れ)となるので希少価値の高い品物の場合には要注意です。

換金を前提とする場合は、リサイクルショップの査定結果と比較してみるのもよいでしょう。また、アニメグッズや記念切手など希少価値がある品物の場合は、複数の専門店で査定を受けて高額買取を狙うのもアリです。2つ目は、契約している保険の契約者貸付を申し込む方法です。

生命保険や学資保険など解約返戻金がある保険に限られますが、カードローンより低い金利でお金を借りることができ、保険の満期まで返済すればよいのがメリットです。支払われる保険金が返済金に充てられて結果的に給付額が減ってしまうケースがあるため、こまめに返済していくことをおすすめします。

消費者金融から借りた借金の金利を下げる方法